肩が凝ると呼吸が浅くなったり、息苦しさを感じるのはなぜ? ~ガンコな肩こりと呼吸の関係~


肩こりにお悩みの皆さま「肩が凝りすぎて何だか息苦しい…」と感じたことはありませんか?


慢性的で酷い肩こりで悩む方々の中には、マッサージや整体などを受けた後「肩こりが軽くなったら、何だか呼吸も楽になった!」とおっしゃる方が多くいらっしゃいます。


一見無関係のように思われますが…、これは肩こりを感じる筋肉と呼吸が深く関わっているからなのです! 


肩こりの一番大きな原因筋は “僧坊筋” という背中の筋肉です!


これは、後頭部から両肩の端、そして背骨の中心に向かって腰の上(胸椎12番)までを、大きく菱形に繋ぐ筋肉で、この筋肉は 頭部を支え腕を繋ぎ肩甲骨の動きを助け姿勢を保つ という多くの役割を担う筋肉なものですから、非常に疲労しやすく根深いコリになってしまいます。

実はこの筋肉の疲労が「肩が凝った」と感じる原因の大半を占めているのです。(`・ω・´)b

そして、この背中の筋肉たち(僧坊筋や広背筋など)がこり固まってしまうと、その下にある “肋骨の動き” にも影響を与えてしまいます。


呼吸をするのはもちろん肺ですが、肺を動かしているのはその下の “横隔膜” というお腹の中の筋肉と、肋骨の間をつないでいる “肋間筋” の働きによるものなのです!


ですから、背中の筋肉が凝って肋骨を締めつけてしまうと、肺の動きに影響を与えてしまうということなんですね!


肩こりは 殆どの場合 “首筋のコリ” も伴うものです!


首のコリというと、後頭部の付け根や首の裏側ばかりが気になるかと思いますが、 実はのどや鎖骨のまわりも、相当に凝ってしまうものなのです!(←けっこうお気付きでない方が多くて驚きますが…笑)


のどや首筋の筋肉のコリでのど(気道)が圧迫されるのも、息苦しさの原因になると考えられます。

このように、肩こりに関連する筋肉は、呼吸と密接に関係しているんですね~~!d(^^*)

ですから肩こりケアで首まわりの筋肉をほぐし、 背中や肋骨まわりの筋バランスを整え、それぞれのリスクが取り除かれると「なんだか呼吸も楽になった!」ということになる訳です!


その他にも、肩こりは偏頭痛、五十肩、寝違え、握力の低下、姿勢の歪みなど、上半身にありがちな諸症状の要因になったり、時として内臓疾患のシグナルである場合もあるのです。

「たかが肩こり、されど肩こり…」努々侮る事なかれ! なのです! 

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